- そこにいるのは誰? フラットウッズの奇妙な出会い
- そこにいるのは誰? Part.1
- そこにいるのは誰? Part.2
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ナレーション・広告
「皆さんこんにちは。ふたたび、これまでの真実や常識を捨て去る時がやってきました。想像してください。奇妙で、不気味で、時には恐ろしい世界があなたのそばにあるということを。そこには神話や伝説、あらゆる噂がまだ息づいている。さあ、いいですか。恐怖のテイルズ・フロム・ウェストバージニアヒルズの時間です。
今夜のエピソード『そこにいるのは誰? ~フラットウッズの奇妙な出会い~』は、シュガーボムの提供でお送りいたします。シュガーボムは爆発的なおいしさの朝食用シリアル。一日に必要な糖分を100%摂取することができます。元気で快適な一日の始まりは、シュガーボムから!
物語の始まりは、とある夜。ボーイスカウトの少年、フレッド・フィッシャーがいるのは一面の闇の中。どうやら、何かが起き、彼は転落してしまったようです…」
フレッド「うっ……ここは?ジャック?ビフ?Mr.ベイリー?誰かいないの?」
サリー 「ここにいるよ」
フレッド「誰?どこにいるんだ?」
サリー 「こっち。私はサリー。あなたは?」
フレッド「フレッド」
サリー 「ケガはない?」
フレッド「大丈夫。どこからから落ちて、ふらふらするだけ」
サリー 「大変。どこから落ちたのかしら」
フレッド「うーん、それがね……ええっと、そうだ。スカウトのみんなと、フラットウッズの湖でキャンプをしてたら、何か…光るものが…空を飛んでたんだ」
サリー 「わぁーっ(驚き)」
フレッド「とにかく、変な音も聞こえたから、誰か見て来いよってことになって、俺が行ったんだ」
サリー 「一人で?勇敢なのね」
フレッド「へへっ、ありがとう。それで音の方に行ったら、古い炭鉱に着いたんだ。酷い臭いがしてさ、腐った卵みたいな臭い。そしたら、上から光に照らされて、怖くなって炭鉱に飛び込んだんだ。だけど、地面がフッと消えたような変な感じがして、気がついたらさっきの状態だったんだ」
サリー 「私の時と同じ。パパが言ったとおりね。迷子になった時は、動かないのが一番。みんなも待ってろって」
フレッド「みんなって、誰の事?」
*デッデンデーン*
ナレーション
「果たして、彼女の言う「みんな」とは?その答えと、衝撃の結末をお楽しみに。次回は『そこにいるのは誰? ~フラットウッズの奇妙な出会い~ 完結編』をお送りします」
フラットウッズ・モンスターを題材としたテイルズ・フロム・ウェストバージニアヒルズ シリーズの作品。フラットウッズまたはテイルズ・フロム・ウエストバージニアヒルズ (雑誌)から入手できる。ほかと同じく前後編の2パートに分けられている。
副題を含めたタイトルは「そこにいるのは誰? フラットウッズの奇妙な出会い」。
例によって字幕はない。
ベセスダ公式のYouTubeチャンネルにて英語版、日本語版共に配信中。
ただし字幕はない。
※ネタバレ注意
ナレーション
「今夜皆様にお送りするのは、『そこにいるのは誰? ~フラットウッズの奇妙な出会い~ 完結編』です。奇妙な光を追いかけて、仲間とはぐれてしまったフレッド・フィッシャーは、サリーという名前の少女に出会います。しかし、そこにいたのはサリーだけではなかったのです」
フレッド「他にも人がいるの?」
サリー 「うん。食べ物を探しに行ってるの。もう戻ってくるはずよ。ここで待ってれば、食べ物をくれる。言われたとおりにすればいいの」
フレッド「どういうこと?」
サリー 「みんなゲームをしたがるの」
フレッド「ゲームって、どんなゲーム?」
サリー 「ルールはよくわかんない。でも楽しくはないかな。針を刺すやつは痛いし」
フレッド「針?!」
サリー 「そう、お医者さんが使うような」
フレッド「そんなゲーム聞いたことないよ。そんなのひどい。きっと悪い奴らに違いないよ。ここを出よう」
サリー 「ダメ、ダメよ、動いちゃ!お願い!お願い!お願い!!」
フレッド「わかったって!叫ばないで!」
*エイリアンの声*
フレッド「ああっ…光が…眩しい…」
サリー 「みんなが戻ってきたの。食事かゲームの時間ね。」
フレッド「サリー?!そのヘルメットは一体…頭にねじが…刺さってないか?」
サリー ア…ソ…ボ…ア…ソ…ボ…
フレッド「サリー?!どうした、何言ってんだよ?!」ア…ソ…ボ…
*エイリアンの声*
ア…ソ…ボ…
フレッド「あれが…みんな?…あれは…人間じゃない!」
ア…ソ…ボ…ア…ソ…ボ…
フレッド「んんっ…んんっ…」
フレッド「やめろ!よせ!離せ!助けて、サリー!」 ア…ソ…ボ…
サリー 「あ そ ぼ?」
フレッド「やりたくない!ゲームなんかしたくない!いやだあー!!」
ナレーション
「フレッド・フィッシャーは数日後、フラットウッズ郊外で無事に保護されました。混乱していたものの特に怪我はなく、両方のこめかみに小さな傷があったぐらいでした。ただそのあと、フレッドは奇妙な出会いについて触れて回り、失踪中に出会ったと話す、サリーという名の少女を、今も捜してどこかさまよい歩いているそうです」
*恐怖心を煽る音楽*
「この話をどう思われますか?みなさん。彼の話は失踪時の強烈なトラウマの産物なのでしょうか。それとも、フレッド・フィッシャーは本当にサリーという少女や、エイリアンたちと出会い、洗脳されたのか。
来週の恐怖のテイルズ・フロム・ウェストバージニアヒルズも、どうぞお楽しみに」